ラッシュアワーに佇んだ 一枚
夕暮れのターミナル駅の構内
銀色列車のドアがひらいて帰宅を急ぐ忙しい人の群れ
地下鉄御堂筋線 不安が胸横切る隙間もない
繊細な、感性を感じる瞬間もない
さわやかな朝の光のふりそそぐ事はありえない狭い空間
地下通路の上 都会の日常 上がらない足
必死に持ち上げながら男女がゆく
彼らはまるで何かに追いかけられているように見えるんだ
雑踏に紛れた
何も考える余裕がなかったんだ
OLYMPUS E-M5
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by gotto5103
| 2012-09-13 07:07